広島の中華そば(ラーメン)を食す!!広島市中区鉄砲町「尾道ラーメン 暁」編
広島市内で本格尾道ラーメンのいただける広島市中区鉄砲町「尾道ラーメン 暁(あかつき)」を紹介します。
概要
私の中で、尾道ラーメンといえば「つたふじ」「朱華園」。
若かりし頃は、尾道に行くと必ずどちらかのお店に立ち寄っていました。
朱華園は、令和元年(2019年)に閉店してしまいましたが、その味を引き継ぐ「朱」なるお店が登場しているとか。
「つたふじ」「朱華園」の歴史は戦前から始まり、販売しているのは中華そばで、尾道ラーメンとは呼ばないそうです。
「尾道ラーメン」と名が付いたのは、昭和48年(1973年)のこと。
「東珍康(とんちんかん)」というお店が発祥とされています。
尾道ラーメンの名前の歴史は意外にも浅いのです。
東珍康に麺を卸しているのが、昭和25年(1950年)創業、井上製麺所です。
今回紹介する「暁」もこちらの麺を使っており、尾道ラーメンの歴史を継承しているお店です。
暁は、平成27年(2015年)2月、広島市の中心市街地、中区鉄砲町にオープン。広電八丁堀電停から北、徒歩2分の位置にあります。
平成30年(2018年)4月には、中区小町に2号店がオープン。
ちなみに、先ほどの東珍康ですが、令和4年(2022年)5月に、広島市中区十日市町に広島店をオープンしています。
広島市内のあちらこちらで尾道ラーメンを名乗るお店が増えています。
広島市内に出店するお店の特徴は、尾道市内に比べて商品の値段が少々お高めなところです。尾道市に出向かなくても良いということで、自分を納得させています。
この度、平日昼間の訪問、店の前には数人の行列ができています。
行列が常態化しているのか、お店の窓に近隣店舗への配慮として「並ぶ際は4~5名まで、それ以降は電柱の場所から」との注意書きがあります。
店内の状況
さほど広さのない店内。
入店すると、人気店の象徴であるカープ選手や芸能人のサインがたくさん掲示してあります。ポルノグラフィティ、アンガールズなど広島に所縁ある有名人多数。
座席数は、カウンター6席、4人掛けテーブル1脚、2人掛け2脚、全14席。
テーブルの上には、割り箸、一味唐辛子、コショー、爪楊枝、消毒剤、レンゲ、コップ。共通のスペースにティッシュがあります。
メニュー
麺類
尾道ラーメン680円
尾道ラーメン大盛790円
辛い尾道ラーメン730円
セット
日替わりセット(尾道ラーメン・日替わり・小ライス)850円
チャーハンセット(尾道ラーメン・半チャーハン)970円
スペシャルセット(尾道ラーメン・唐揚げ・半チャーハン)1,210円
唐揚げセットA(尾道ラーメン・唐揚げ・小ライス)970円
唐揚げセットB(尾道ラーメン・唐揚げ)920円
トッピング
ネギ、もやし、メンマ、各100円
ごはん物
チャーハン600円
ライス130円
ライス大160円
一品
唐揚げ550円
お得なランチ
ドリンク
テイクアウト
尾道ラーメン680円
辛い尾道ラーメン730円
唐揚げ550円
チャーハン600円
唐揚げチャーハン弁当550円
メニューは、さほど多くはありません。
日替わりセット850円は、ラーメン単品よりもかなりお得感があります。
注文・感想
日替わりセットを注文。
こちらが尾道ラーメン。
具材は、チャーシュー、メンマ、青ネギ、牛の背脂です。
透明感のあるスープ。魚介の風味、朱華園やつたふじのようなしょうゆ濃さはなく、柔らかな味わいです。
背脂のせいでしょうか、後味はこってり口に残ります。
実においしいです。
背脂は、ゆるゆるで歯ごたえはゼロ。その分、油分がスープに染み出しています。
麺は、つぶれ麺、程よい歯ごたえ。さすが井上製麺所、尾道ラーメンらしい麺です。
メンマは、大きくて、ややかため、しかし、上品な味付け、独創的でこだわりが感じられます。
チャーシューも大きく、脂多めですが、それがトロトロ食感で旨味。
この日の日替わりは、白身魚のフライでした。
白身魚フライは、肉厚でサクサク、おいしいです。これはお得。
ご飯は、普通かな。
ごちそうさまでした。
お客さんが途切れることなく次々とやってきます。かなりの人気店のようです。

おすすめ
・広島市内で食べられる柔らかな味わいの尾道ラーメン。
・行列のできる人気ぶり。
・不定休で営業時間が長く訪問しやすい。
私のおすすめのお店は、こちらでも紹介しています。是非ご覧下さい。
地図
詳細情報
住所:広島市広島市中区鉄砲町8-24 電話:082-511-8177 定休日:不定休 営業時間:11:30〜22:00 駐車場:なし 公式:Facebook |
訪問日:2023年(令和5年)4月17日(月)12:14
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