麵食い!地元民がすすめる広島の中華そば【醤油とんこつ】ベスト10 2024まとめ
終戦直後に始まる広島の中華そばの歴史
野菜や豚骨などを煮込んで作られたオリジナルの醤油豚骨スープ
引き継がれた味、そして、新たに研究を重ねつくられた味
老舗、新店、中華そばのお店は数あれど
広島と麵をこよなく愛する地元民の私がすすめる!!広島の”中華そばベスト10”
食わずしてベストテンを語るサイトには騙されない( `ー´)ノ
広島中華そばのルーツをまとめたこちらも是非ご覧ください!!
目次
- 1. 中華そば 遊山 ~注意!!このスープ虜になる~
- 2. ラーメン・焼鳥 山創 ~うまくて人気すぎて☆入店待ち時間ナンバーワン~
- 3. 与壱 ~スープあっさり☆麵は原田製麺☆高い完成度~
- 4. 麺屋 一(ICHI) ~パンチの効いた豚骨☆解けるチャーシューがたまらない~
- 5. ラーメン屋 るっきー ~このうまさ驚きます!新☆広島醤油豚骨~
- 6. らーめん 小道 ~野菜の旨味♡湧き出るやさしい味わい~
- 7. ラーメン十五夜 ~元祖花びらチャーシューメンが人気の店~
- 8. 来頼亭 ~広島市内で最も歴史のある名店♡卵系スープが唯一無二~
- 9. 中華そば すずめ ~老舗の味を引継ぐも進化し続ける名店~
- 10. 中華そば 乙丸 ~約50年もの歴史♡戦後の味、今もなお~
中華そば 遊山 ~注意!!このスープ虜になる~
広島市内から自家用車で約1時間の郊外にあるが、週末は開店10時にして行列ができている。写真は一番人気の遊山チャーシューメン970円。スープは濃厚だが後味さっぱり。どんぶりの底に残る素材のザラザラした触感がたまらない。一度食べると虜になること間違いなし。麵は、細く、スープとの絡みが良い。コシと味のある自家製麺。チャーシューの脂身の分量、焼き加減も絶妙で、完成度の極めて高い1杯に仕上がっている。電話番号は非公表。人気が故、問い合わせへの対応ができないのだとか。
住所:広島市安佐北区狩留家町2404 電話:なし 定休日:毎月18日、毎週火曜日 営業時間:10:00~15:00、16:00~18:30 駐車場:7台分 |
ラーメン・焼鳥 山創 ~うまくて人気すぎて☆入店待ち時間ナンバーワン~
こちらも広島市郊外。うまさのあまり人気で、店が小さいこととのバランスがとれておらず、広島で最も入店待ちの時間が長い店となっている。2時間待つことになろうが一食の価値のある一杯であり、おすすめせずにはいられない。営業時間は、11時から14時30分までのランチタイムのみ。スープが無くなり次第終了となる。写真は、中華そば800円。スープと青ネギの美しい色合いが、待ちに待った食欲を一層刺激する。若干醤油強めだが、煮込んだ野菜がマイルドで優しい味を演出している。麵は中細で硬め、小麦の味の生きた原田製麺。そして、チャーシューのとろける食感は最強。お店の方の対応も良く、また行きたいと思えるお店である。
住所:広島市安芸区阿戸町2167 電話:なし 定休日:月曜日、祝日、不定休 営業時間:11:00~14:30 駐車場:13台 |
与壱 ~スープあっさり☆麵は原田製麺☆高い完成度~
店内のカウンターは1席ごとに仕切られており、手狭な感じは「博多ラーメン 一蘭」のようである。衝立により厨房内は一切見えず、手の内は明かさない。はたしてどのような麺がでてくるのか?提供されるまでのワクワク感がたまらない。写真はラーメン750円。琥珀色のスープに、もやし、青ネギ、チャーシュー、完ぺきなまでの広島風。スープは、豚骨臭さが一切ないが、かなり濃厚な仕上がり。わりにマイルドであっさりしており、後味がスパッと消えていく。麵は、美しい中細ストレート、私の推し原田製麺製。他店に比べると少々柔らかめである。野菜の湯で加減は最適。完成度の高い1杯に仕上がっている。
住所:広島市西区三篠町二丁目10-2 電話:082- 509-2055 定休日:火曜日 営業時間: 11:30~14:30、17:00~21:00 駐車場:なし 向かいにコインパーキングあり |
麺屋 一(ICHI) ~パンチの効いた豚骨☆解けるチャーシューがたまらない~
真っ赤な暖簾に力強く描かれた「一(いち)」の文字、その力強さどおりパンチの効いた中華そば。写真は、お店イチオシの醤油とんこつ味玉らー麺880円。厚めのチャーシュー、のり、しみしみの味玉が特徴的でビジュアルも良好。美しい琥珀色のスープは、強めの豚骨で、深みのある仕上がりとなっている。麵は、中細でかため、小麦のうま味が十分感じられる。チャーシューは、解けるほどの柔らかさで、中華風の味付けも、いっさい嫌味なし。全てにおいて手間暇のかけられた、芸術的で完成度の高い1杯となっている。
住所:広島市西区楠木町三丁目8-4 電話:082-230-0233 定休日:日曜日 営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00 駐車場:3台(店前1台・道路向かい2台) |
ラーメン屋 るっきー ~このうまさ驚きます!新☆広島醤油豚骨~
広電銀山町電停北側の一等地に堂々と佇むお店。平成29年(2017年)8月創業と比較的新しく、広島醤油豚骨のるっきーならぬルーキーである。写真は、醤油豚骨800円。大きめのチャーシュー2枚に煮卵、金箔のちりばめられたような美しい器に琥珀色のスープ。丁寧に作り組む姿が手に取るように伝わる。ベースの豚骨がしっかりするも、脂分が少なく、あっさりしたスープ。レンゲ一匙で、口全体に旨味が広がる。麵は、中細でかため、小麦の味もしっかりした自家製のもの。チャーシューに漂うほのかなハッカク。スープ、麵、具材の全てのバランスが整う一杯。新☆広島醤油豚骨に勝手に認定!このうまさ絶対に驚きます!
住所:広島市中区幟町15-6 電話:非公表 定休日:日曜日 不定休 営業時間:11:00~14:30 時に夜間営業有 駐車場:なし |
らーめん 小道 ~野菜の旨味♡湧き出るやさしい味わい~
県道183号線(旧国道54号線)から1本東の「うだつ」のあがる浜田広島街道沿い。広島市安佐北区の知る人ぞ知る人気店。写真は、豚骨系ラーメン750円。見た目のとおり、豚骨系といっても醤油まざり。野菜を煮込んだ独特のコクと旨味のある、どことなくやさしさを感じる味。具材は、大きなチャーシューが3枚、青ネギ、もやし、半煮卵。チャーシューは、肉厚だが、柔らかく煮込まれており、スープとベストマッチ。麺は、平打ち、中細、かため。平日昼間はサラリーマンが列をなす。
住所:広島市安佐北区可部三丁目14-14 電話:082-814-0422 定休日:不定休 営業時間:11:30~13:30、17:30~21:00 駐車場:6台 |
ラーメン十五夜 ~元祖花びらチャーシューメンが人気の店~
広島市安佐南区祇園三丁目、JR可部線下祗園駅徒歩5分。イオンモール広島祇園の南側に位置する。駐車場も増設され、ますます訪問しやすくなった。令和3年(2021年)1月創業。平成29年(2017年)に閉店した「ザ・ラーメン」のレシピを引き継いでおり、同店が提供していた花びらチャーシューメンに改良を加えた「元祖花びらチャーシューメン」を看板メニューとしている。写真はラーメン790円。琥珀色のスープは適度な脂感のある醤油豚骨。欲を言えば、豚骨の臭みがもう少し欲しいところであるが、野菜の旨味の効いた十分なうまさ。スープに隠されたチャーシューは、適度な脂身、うまい醤油味。もやし、きくらげの歯ごたえが一杯の完成度を高める。麵は、中細、かため、スープとの相性良し。
住所:広島市安佐南区祇園三丁目7-23谷川マンション102 電話:082-962-6755 店休日:水曜日 営業時間:11:00~20:30 駐車場:9台 |
来頼亭 ~広島市内で最も歴史のある名店♡卵系スープが唯一無二~
広島中華そばのお店としては、最も歴史のあるお店。広島中華そばの歴史は、1948年(昭和23年)に3つの屋台が登場したことから始まる。一つがここ「来頼亭」である。80年近く、味と人気を維持している。写真は、中華そば(小)650円。小=並サイズ。スープは、卵の効いた甘みのある醤油とんこつ。この味付け、舌触り、他店では決して味わえません。具材の錦糸卵も特徴的。 チャーシューは薄切りで、麺に絡まると解けて旨味が広がる。 麺は、細麺、つるつる卵麺。 広島中華そばの人気店「陽気」や「すずめ」などと、まったく違った唯一無二の中華そばが味わえる。
住所:広島市南区西翠町3−3 電話:082-253-1701 定休日:月曜日 営業時間:11:00~15:30、17:00~20:00 駐車場:なし |
中華そば すずめ ~老舗の味を引継ぐも進化し続ける名店~
戦後、来頼亭とともに登場した3つの屋台のうちの一つ「上海」。この上海の味と深く関係しているのが「乙丸」「陽気」「すずめ」である。初代すずめは、1960年(昭和35年)創業、2015年(平成27年)閉店。こちらの店は、創業者の孫にあたる者が2016年(平成28年)に開店させたもの。老舗のネームバリューもあるが、老舗のレシピを受け継ぐも研究を重ねた進化系中華そばの店として、人気を維持している。写真は、中華そば750円。スープは、醤油強めのしょうゆ豚骨。麺は中細、かため、小麦の素材が生きた原田製麺製。ばらついた大きさのチャーシューが旨い!!
住所:広島市中区舟入幸町18-10 電話:082-293-9500 定休日:日曜日、毎月14日 営業時間:11:30~15:00 駐車場:なし |
中華そば 乙丸 ~約50年もの歴史♡戦後の味、今もなお~
1971年(昭和46年)創業、50年もの間、暖簾をまもり、その人気は衰えることがない。店主は、屋台「上海」の創業者から、直接、中華そばと餃子の作り方を学んでおり、当時の上海の味は、こちらでしか味わえない。元のレシピが同じとはいえ、「陽気」や「すずめ」の味とは似て非なるものであり、広島中華そばを語る上では一食すべき。写真は中華そば600円。少し塩気の効いたしょうゆ豚骨。先端に乗っている細いメンマは、辛みがなくスープと非常にマッチしている。チャーシューは厚めだが、やわらかく煮込んである。麺も比較的柔らかく、全体的にやさしい仕上がりとなっている。
住所:廿日市市友田269-2 電話:0829-74-4500 定休日:月曜日 営業時間:11:30~14:00、14:30~22:00 駐車場:10台程度 |
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